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本日は卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また今日まで懸命に準備をしてくださった在校生の皆さんありがとうございます。この祝いの席にいれないのが非常に残念でなりません。
卒業生の皆さんとお会いしたのは恐らく3年前のインカレではなかったかと思います。初めてにも関わらず楽しく宿で話したことを覚えています。年に1回程度しか行けないにも関わらず、特にまっきー、ひろこ、みほにはいろんな話をして泊まらせてもらって、とても大学に行きやすい環境を作ってもらいました。皆さんが卒業するのは非常に嬉しくもあり寂しい気持ちもありますが4月からは同じ社会人として共に顔晴っていきましょう。
同じ社会人といってもわたしも去年念願だった消防士になったばかりです。12月より配属された消防署で多くの経験をさせていただいています。その中でもやはり救急の現場は私の想像を遥かに超えるものです。自分の判断そして処置のたった1つのミスがその人の人生を180度変えてしまうこともある現場。知らない出来ないでは本当に許されない現場です。それゆえ毎回叱られしょんぼりすることが多いのです。しかし、大学時代毎日小粥先生に叱られていたことを思うと乗り越えられています!なによりも叱られることは私を良くしてやろうと思ってくれている、どうでもいい相手に叱ることはありません。想いが強ければ強いほど怒りが生まれるものだということをこのクラブで学びました。また、CPRの技術や知
識、なによりもポジティブな考え方を稲垣先生に教わり今でもそれがこの職場で活きています。ポジティブそして絶対に諦めない根性は稲垣先生よりしっかりと受け継いだつもりです。そしてなにかあった時は共に活動してきた仲間たちが支えてくれています。今でもクラブの仲間は学年関係なく良き友と言えます。
卒業生の皆さんがどのような道に行かれるかは分かりませんが、恐らく困難なことばかり向かってくるでしょう。そんな時はこのクラブでのことを思い出してください。楽しかった、辛かったことが自分を後押ししてくれることは間違いありません。そしてこのような立派なクラブを創り上げたこと誇りに思ってください。私たちが小さいながら創った道を皆さんがさらに広げてくださいました。誰もがしなかった挑戦を皆さんは行動に移しやり遂げました。これは大きな自信として次へ持って行ってください。
長くなりましたが、本日は本当にご卒業おめでとうございます。 板井望